2021年1月例会、2月例会、5月例会、8月例会、9月例会は、コロナ禍による緊急事態宣言の発出により開催自粛となりました。

 

 

 

2021年12月例会

 今年から始まった例会4位の人が例会報告を書くというこの企画は、偶然にも書く人が毎月変わり、内容もそれぞれ個性が出て面白く大成功だったと思います。私、月例会で滅多にベスト5に入ることができないのに、運良く今回のお役目となり大変嬉しく、リポートさせていただきます。(ホントかな?)

 

 今月の例会は、2015年11月以来、実に6年ぶりに野田幸手園で開催されました。例会6番入場ということで、どこに入れるのか最初は不安でしたが、入場してすぐのさつき桟橋に全員入ることができ一安心。天気はトライアル例会では珍しく快晴で、風もほとんど吹かない穏やかな1日でした。

 

 優勝は、増田爆釣氏。氏のトライアルでのイメージは、猛暑の椎の木湖で容赦ない大爆釣ですが、近年は野田幸手園をホームグランドにして活躍されています。それでもさつき桟橋は入ったことがないとのこと。取り敢えず本人は還暦を過ぎたので、シルバーシートと呼ばれている入ってすぐの所に釣座を構えました。竿は15尺で、ウキが動いたかどうかわからないような小さなアタリを取る両グル底釣りを1日通しました。野田幸手園を知り尽くしてる男、見事26枚を釣って18.5kgで優勝を掴み取りました。

 

 僅差で惜しくも2位は、最近5ヶ月連続優勝でトライアルクラブの専属カメラマンになってしまったレジェンド金山氏。今月も9時半頃までカメラマンに専念したにもかかわらず、僅差の2位には驚きです。桟橋奥から3席目に入り、竿11尺メーターのセット。バラケは大小、なじませたり、抜いたりなど苦労されたようですが、枚数は優勝者と同じ26枚ながら18.4kg、惜しかったですね。ただ、年間成績は前述のとおり独走でもちろん優勝。おめでとうございます。予想ですが1月はカメラマンから解放されるのでおそらく優勝。2月からまたカメラマン。よろしくお願いします。

 

 3位は雨宮御隠居釣氏。桟橋真ん中辺りに入り、竿10尺メーターセットで小さいアタリを取っての拾い釣りで23枚14.7kg。普段は長竿中心の釣りにもかかわらず、例会時は短竿でもいつもキッチリ釣果を出す姿はお見事です。

 

 今月の野田幸手園は、全体的に食いが渋かったのと、ジャミがうるさく、みなさん難しい釣りを強いられました。外道を釣った人もいて、私の隣の田野大黒柱氏は底で鯉、浅ダナでレンギョを見事センターバッチリでゲットしてとても嬉しそうでした。私は幸いにも外道を釣ることはできず、ヘラブナのみ21枚でした。

 

 最後に、今年はトライアル40年の歴史の中でも前例のない5回の例会自粛がありましたが、これまでと変わらず釣りを楽しむことができたのはみなさんのお陰です。本当にありがとうございました。来年もとにかく健康第一で例会に参加します。

【例会報告作成和田西湖釣】

 

 

2021年11月例会

 11月例会は例年12月開催だった筑波流源湖で開催されました。今月の4位は田野大黒柱です。中澤知歌姫さんと同量でしたが0.01kgの差があり例会報告担当となりました。(本当はトライアルルールによります)

 例会当日は冷え込みも厳しくなく晴天微風の釣り日和となりました。10番入場で入釣場所があるか心配されましたが浅場の桟橋への入釣者が多く、いつもの北桟橋にほとんどの会員が入り、南中央桟橋に小池カメ専任氏、中央桟橋自由釣り場向きに越川真嶋王氏、坂井青天井氏が入りました。

 優勝はレジェンド金山氏です。今年は3月のさくら湖以外は全て優勝しており写真撮影でフラフラしていても釣っちゃいます。それでも研究は怠らず前週に試釣し当日は風向きを考慮して北桟橋五葉松向きに入って9尺の1m感嘆セットで釣りました。ヤワボソに作った基エサをBBフラッシュで調整しながら親指の頭大からパチンコ玉大まで大きさに変化を付けながら昼前には抜きセットも試し29枚を釣りました。しかし、昼食後にアタリを失い抜きセットもダメになってしまいました。いろいろ試した結果、バラケをやや大き目につけて持たせるようにしてアタリを復活させ16枚を追加して合計45枚34.2kgと断トツでした。

 2位は雨宮御隠居釣氏です。レジェンド氏と背中合わせで北桟橋の事務所向きに入りました。9尺1m力玉セットで釣り、朝の内はアタリが出るまで時間が掛かりましたが1目盛ナジミになるようにバラケをちょっと持たせて誘ってチクのアタリを引きだしました。ただし、引き誘いはスレで縦誘いを駆使してバラケの大きさも変化させてとにかく打ち切ってカラも含めアタリを多く出させて37枚を釣り25.9kgでした。

 3位は2名、中澤知歌姫氏と田野大黒柱で22.8kgでした。

 0.01kg差で例会報告担当を免れたのは中澤知歌姫氏です。北桟橋五葉松桟橋向きに入り得意の9尺チョーチン感嘆セットで釣りました。バラケをしっかりつけて深ナジミさせて誘って誘ってドンのアタリを取って釣りました。時には持って行ってしまうようなアタリもあったとのことで午前中からコンスタントに釣り昼頃に絶好調となりました。午後はペースが落ちたもののしぶとく釣って31枚でした。

 もう一人は田野大黒柱です。北桟橋事務所向きに入り9尺1m力玉セットで釣りました。朝は少しだけバラケを持たせてバラケが切れてから少し待つとドンと入るアタリをとりました。待ちすぎると寄りを保てないので打ち返しを意識して打って釣りました。次第にバラケが切れてからアタリはカラツンになり出し、ナジミ際やなじんでからのチクの小さいアタリが乗るようになり午前中に19枚を釣りました。しかし11時に弁当を食べてからアタリを失い12時半過ぎまで1枚も釣れませんでした。この間に寒もじり氏に猛烈な追い上げを受けましたが、バラケに手水を打ってヤワヤワのバラケに手直しするとアタリが出るようになり2時までに11枚を追加しました。2時頃から吹き出した風が向い風になってしまったためチョーチンに変更して2枚釣り合計32枚としましたが型の差に泣くことになりました。

 これで寒もじり氏とのマッチアップを五分とし12月例会での決着に持ち込むことができ、すでに負けが決まってしまったカメ専任氏に一矢を報いることができました。

【例会報告作成田野大黒柱】

 

2021年10月例会

 今回のレポーターは、「小池カメ専任」が担当させていただきます。

 非常事態宣言が解除された10月16日(土)、7月以来3か月ぶりに今年5回目の例会が千葉の清遊湖で開催され、曇り空ながら総勢16名の方々が魚と戯れたいとの思いで集合です。

 例会組3番目の入場となり、東西桟橋の中央からやや奥寄りにちょうど8名ずつ分かれて、あたかも関ヶ原の合戦ならぬ清遊湖の東西合戦の様相を呈しての着座となりました。

 *ちなみに関ヶ原の合戦は西暦1600年10月21日だそうです。

 成績の概況ですが、以下の通りになっていますが、仕掛けその他については上位3名の成績欄で確認をお願いします(自身がやったことが無い釣り方のため、うまく説明できませんので。すみません)。

 優勝は、今年圧倒的な力を発揮している「レジェンド金山氏」です。西桟橋中央よりやや奥気味に入り、8尺カッツケ(両だんごから感嘆セット)で途中カメラマン、早上がりながら62枚を釣り堂々の優勝です。

 第2位は、同じく西桟橋中央付近で、雨宮御隠居釣氏、碇双眼鏡氏と並んだ「杉田春もじり氏」です。8尺カッツケ。今日はこの準備しかしていないという感嘆セットで、お昼のお弁当手配で釣りを中断したのにも関わらず、63枚を釣り僅差の2位でした。

 第3位は、相変わらず顔や手を真っ黒にしている「雨宮御隠居釣氏」が、歳にも関わらず、手返しの早い8尺カッツケ両だんごで釣りまくり、「スレが多い・・・」とぼやきながらも56枚を釣り3位入賞です。

 例会当日の天気は概ね曇りで推移しました。途中細かな雨が降ってきて、急いでパラソルを設置したりした時がありましたが、若山秋もじり氏の「私が雨を止ませます・・」の念力が通じたのか、その後は止んで、終了間際には太陽も出る例会となりました。

 終了後に参加者と話をしていると、「ド消込のカラツン多発」、「なぜあのアタリで乗らない」といった声が多く、改めてヘラブナ釣りの難しさを痛感しつつも、「アタリがたくさんあると楽しいね」となり、ヘラブナ釣りの楽しさを実感できた例会となりました。

 来月11月は巨ベラの流源湖。かつ例会当日までには数回の新ベラ放流も予定されていると聞いていますので、皆さん元気で参加しましょう。

 

(レポーター感想)

今まで他人事であった4位のレポーター。実際釣果発表の時に「第4位は・・・・、カメ専任」と言われると、「何故、え、碇さんは?・・・」で頭が真っ白になりました。普段から突然の指名には慣れていませんので、「えー・・、やっちゃった」ですね。人生100年、まだまだ修行の身ですね。次回、上位3位までの常連の方々に、この緊張感を味わっていただくための刺客は誰でしょうか・・・・・。

【例会報告作成小池カメ専任】

2021年7月例会

 今回の会報は担当順位の4位を混戦の末引き当ててしまった尺半(最近大型釣りは全く行ってませんが)がレポートいたします。

 関東甲信越の梅雨明け宣言を受けパラソル、テント生活からやっと解放され久々の快晴での例会が精進湖金風荘にて13名で開催されました。

 

 早朝、精進湖に近くなるにつれ濃い霧に包まれこれはかなり渋い例会になるのではと心配になる。出船時も霧は晴れず中央ロープを目指していくと突端の目印を見失っている寒もじりさんを横目に突端をゲットに成功!!

 殆どの会員は中央ロープに入船しました。今日の釣果は安心と思いきや1本から餌打ちを始めるも中々当たらず少しタナを下げた1投目で竿を握っていたにも関わらず持っていかれてしまい(先月の西湖でも)エレキで撮影していたレジェンドさんに無事回収して頂きました。この1枚と終了間際の1枚が無ければ(泣)今月も寒もじりさんだったのに!?レジェンドさん有り難うございました。

 

 釣れない状況は皆同じで超接近戦のドキドキ、ハラハラ(4位入賞をいかに避けるか)した楽しい例会になりました。

 

 そんな4位を残り数時間前のトラブルをスカイラインさんの助言で釣り続け見事僅差でかわしたゲンゾー氏堅ボソエサでどっぷりなじませ沈没した浮子をあおり上げるオカメサビキでトラブル後追釣し3位入賞です。このトラブルで辞めていたら・・・(笑)

 

 混雑を嫌って御隠居釣氏と一緒に小割れロープに入った双眼鏡氏、10時頃までなんとか両ダンゴで釣ってやろうと頑張るもあまりのアタリの無さに得意の中沼でやっている堅ボソ小バラケのサナギ感嘆セットでバラケを入れたり抜いたりしてアタリを出してポツポツ拾いゲンゾー氏より1枚少ないですが少しだけ型が良かったようで準優勝です。

 

 こんな激渋の状況で濃霧の中かなり時間をかけて写真撮影してくれた(時に幽霊船、時に救助船のように見えた)レジェンド氏、堅ボソ小バラケの感嘆セットで水の流れで流す範囲を決めて1.5m~2mのタナを丁寧に攻めてハリスの倒れ込みに出る小さな鋭いアタリに的を絞り人より早く上がっても優勝してしまうこの堅ボソ小バラケ感嘆セット(中沼釣法)恐るべし!!

以上尺半でした。

【例会報告作成 田中尺半】

 

 

 

2021年6月例会

 東京都の緊急事態宣言(近県ではマン防)の発動中に宣言の出ていない山梨県に越県ではありますが、2日後に解除・緩和措置が実施される事を前提にいよいよ待ちに待った「山例会・西湖」が実施されました。

 参加者は10名、梅雨の合間の晴れを期待しましたが、反して晴れ間の間の「風・雨・寒さ」・・・意気消沈と思いきや集合場所は配船前の雨の中「やる気満々」・・・いざ出船!!

 何と何と千葉東葛コンビ(勝手に命名)を除き曳舟に連なる会員諸氏、高松に秋もじり・尺半・双眼鏡、アンテナ下にご隠居、エゴロープにカメ専任・西湖釣・大黒柱、供養塔に青天井、千葉東葛コンビは、これを見送った後・沖ブナイ・・・いよいよ「山例会・号砲だ!!」

!!結果発表!!

 優勝・レジェンド金山氏・・写真撮影業務の栄誉を受けており13時30分に終了と事前公表、持参した文明の利器「エレキ」を駆使しパラソル舟、縦横無尽に西湖を走り回りながら撮影!!しっかり14枚・8キロを確保していました。(隣で釣っていたのはダレかな?・4位の重責を受けた人)昼食後アタリが飛び⇒19尺両ダンゴで追釣を狙いましたがアタリなし⇒あなたには「コーラさなぎカンタン」の方がお似合いヨ!?(実際は何をやっても上手です)

 2位・秋もじり氏・・当初高松に入釣しましたが、向かい風に危険を感じ無念の移動⇒周遊後エゴ西湖釣氏が釣果を得ていることを確認(1枚だよ)⇒空いていた右隣にヘラほしさに入釣、結果11枚7.3キロ、隣に気も遣わず素晴らしい。後談で撮影のレジェンド氏から情報を得、現在8枚で4位かも「なにィ~」今まで魚だよりの釣法から竿を握って、他の会員では当たり前の釣法に「やれば出来る!秋もじり」3枚を見事追釣でした。

 3位・尺半氏・・秋もじり氏同様高松に入釣、向かい風に危険以上の体重を感じ「光岩」に移動9枚6.4キロ4位と300g差お見事~でした。後談・沖ブナイから見えた、光岩に入った赤・黄のカラフルテントの釣船を確認、しかし弁当配達時にカラフルテントをたたみ移動、てっきり空腹に耐えきれず自ら弁当を受け取りに?⇒何と竿を持って行かれ回収するという失態を演じていたのでした(無事回収成功ついでに魚まで)この1枚が取得出来ていなければ4位では!?・・残念・無念・おめでとさん!!

 後記=①供養塔に他会メンバー含め4名いた入釣者が午前中でゼロ

【例会報告作成 荒井寒もじり】

 

 

 

2021年4月例会

 今月のレポートは4位になってしまった真嶋王が担当します。

 4月17日例会日の天気予報は雨、午後には東の風が4mになるということで、厳しい一日を覚悟して家を出ました。朝から雨模様でテントでの釣りになりましたが、風は一日を通して弱く、雨も小雨が降ったり止んだりということで穏やかな一日を過ごすことができました。釣果の方も全員が10㎏をクリアし、トップは50㎏超ということで高釣果に恵まれた例会となりました。

 優勝はレジェンド金山氏!強い!ただ一人50㎏超えです。大手張桟橋の第2出っ張り前に陣取り、11尺mコーラ感嘆セットで90枚を釣りぶっちぎりの優勝です。ハリス40cmから始め、大きなバラケは魚が離れてダメ、ヌキも逆効果であることを見抜き、バラケにBBフラッシュをふり掛けてボソタッチに調整し、それを小さくつけて2節なじませることでアタリを出し、午前中に60枚を釣って勝負あり!午後はハリスを30cm前後に詰め、大きなバラケをタナに入れて「寄せてドン」の釣りで30枚、計90枚の爆釣でした。因みに魚の平均重量は570gでガサベラを寄せつけないテクニックは見事です。

 2位は荒井寒もじり氏です。やはり大手張桟橋に入り10尺m力玉セットで釣り始め、もたせないとアタリがもらえないことから、左記のエサの配合に解を見いだしました。さらに竿を9尺・タナを50cmに変更してペースアップ!午前50枚午後24枚計74枚の高釣果にドヤ顔を見せていました。また半分は腹パンの魚だったそうで平均重量は540gと大型を揃え釣果を伸ばしました。

 さて3位は79枚を釣りながら平均重量430gと魚の型に泣いた雨宮御隠居釣氏です。三名湖愛好者達の間で「呪われたポイント」と称される一の入り桟橋岸向きに入り、13尺のバランスの底釣りで一日を通しました。このポイントは岸向きで急勾配の逆かけ上がり 否!何人たりとも駆け上がることを許さぬ壁になっており、壁にエサを触れさせて釣るポイント。つまり底釣りでありながら宙釣りの要素も兼ね備えたポイントなのです。またこの時期は大型の入れ食い状態が度々見られ、翌週の他の会の例会に向けての試釣も兼ねての入釣でした。筆者はご隠居の隣で段差7cm「なじんで返してツン」の両ダンゴの底釣りをしていました。しかし、なじみ幅が毎回変化しトップが沈没してしまう事の方が多いので困惑しながら、ご隠居の釣りを見ていたのですが、ご隠居のハリスが15/60cmであったので段底をしているのだと勘違いしていました。段底にも関わらず落ち込みのアタリに合わせる回転の早い釣りで、次々と(極小ではあったが)ヘラを絞っていく姿に驚嘆したのですが、急勾配の斜面に対応させた底釣りテクニックだったのですね。野釣り師の凄技を見せていただきました。感謝!「呪われたポイント」と称される理由は紙面の都合で割愛させていただきます。ご隠居に直接お尋ねください。

【例会報告作成 越川真嶋王】

2021年3月例会

 コロナ禍緊急事態宣言の為1月2月が中止。解除が目前となった為やっとトライアルクラブの令和3年の第1回例会が開催された。今年から例会報告の新ルールが出来て、各例会の第4位者が担当します。1、2月は中止でしたので、初回は荒井寒もじり様に押さえられ、めでたく私(チカ姫)が伝統のトライアルクラブ例会報告を書かせていただきます。

 さて、トライアルクラブの例会と言えば悪天候が付き物で、今回も長期予報では雨でしたが、直前で曇りに、当日は風も予想より弱く絶好の釣り日和になりました。

 思い思いに底釣り狙いや宙釣り狙いのポイントに入り、前評判が悪かったので皆がスロースタートとなりました。

 優勝はスカイライン中澤氏(永遠のライバルですね)。毎年のようにC桟橋に入り浅ダナセットで攻め出す。周りが段底やチョウチンで釣れ出す中、アタリすら出せないで悩んでいた。何を思ったか手堅いであろう11尺をアタリが無いにもかかわらず9尺にチェンジ。ウキオモリ間50cmから始めたが、当然全く動きが無かったようだ。ウキオモリ間を25cm位ずつ深くして行き1.5m位になったら動き出し、そのままバラケ合わせに入り、先月釣れた粒戦、トロスイミー、さなぎパワー、セットアップが全く不調だったので、やや比重が有り抜ける位置が下の配合(左記)にチェンジ。それにしてから大きさ調整だけで順調に釣れ52枚の釣果で終了した。最近バラケを良く聞くなぁ?と思っていたら、パクリだったとは。だったらもっと釣れるはずなんですが。。。まだまだですねぇ~。

 第2位は杉田春もじり氏。やはり手硬い竿の長さから入り、サクサクとバラケを合わせ、モーニングサービスを完璧に頂き、苦戦する仲間を尻目に独走状態とする。途中更にペースを上げようと竿を9尺にしてみたものの魚は11尺ラインに溜まっていたようで、アタリが激減した。すかさず11尺に戻し元の状態に。午後に入るとカラツンが目立ちだしたのでバラケをやや持たせぎみに調整して対応したがややアタリが遅くなったり、カラツンの多発でペースダウンしてしまった。流石です。欲を出して良いこと無し、ほどほどが良いとゆう事ですね。勉強になります。

 特筆すべきは第3位の荒井寒もじり氏です。12時まではガサべら1匹とダントツに最下位の様相だったが、途中チカ姫の余裕のトイレタイムの足取りに一念発起しペレ宙の大勝負に出た。硬めのしっかりしたエサで打って行くと、ドスンと当たり出し新ベラの40cm級が顔を出した。こうなると野釣り師の本領発揮。確実なツン当たりを合わせて釣り、2時間で16枚もの大型新ベラをゲットし、池で最もご満悦な人となった。量ると1枚のガサべらを加え17枚で14kgとびっくりの釣果となった。

 C桟橋で地元の釣り師がそのような大型べらを狙ってはいたが、当日はA桟橋とB桟橋の間に居たようでC桟橋とD桟橋では大型新ベラの姿は現さなかった。野釣りで鍛えた腕のみならず運も味方にするなんて、なんて欲張りな方ですこと。それとも新ベラの匂いでもしたのでしょうか。聞きたいところですね。

 ポイントを選んで大型を仕留めて楽しい釣りを展開するか、ガサべらをガサガサゲットして釣果を上げるか、なんとも面白い例会でした。

【例会報告作成 中澤知歌姫】