2023年12月例会

 12月例会、今年の最終例会は昨年に引き続き千葉県柏市の清游湖で行われました。晴天微風の小春日和、釣り日和に恵まれましたが入釣場所によっては殆ど陽が当たらず寒い一日を過ごした会員もいました。

 さて、その最終例会を制したのは流石!清游湖をホームとしている金山さんです。東桟橋の岸向きで朝から好調。他の会員を圧倒する釣りでただ1人20キロ台の釣果をマークしました。タナ70センチ前後の浅ダナセット。小エサで2節程度のなじみを入れて安定した地合を構築しました。金山さんの後姿を1日見ていた私杉田は常に白い竿が曲がっているのが視界に入り気になって得意の全集中が出来ずに4位の憂き目に遭いました。

 2位は西桟橋から田野さんです。マッチアップの最終決戦で荒井さんと並び見事に打ち勝ちました。竿掛を忘れるハプニングがありましたが頼れる新会員より借り受け無事釣り切りました。浅ダナセットでしたが特に小さなアタリにヒットすることを見抜き33枚をカウント。納得の釣りで最終例会を締めくくりました。

 3位には和田さんがきました。というわけで杉田は今この報告を書いています。和田さんありがとうございます。やはり西桟橋で浅ダナセットでしたが、釣りそのものより釣りに臨む和田さんの勇姿に会員は目を見張りました。背もたれに寄りかかり足を伸ばしてリラックス。このリラックスムードに魚も気を許してしまったようですね。前のめりにウキを睨んでいる方々にはとても良い薬となりました。

 その他の会員の皆様においても各自各様の釣りで最終例会を終えました。今年1年間無事に事故もなく過ごせたことに感謝いたします。あ、すいません不慮のシカの飛び出しに遭われた田野さんにはお見舞い申し上げます。

今日が人生で一番若い日です。来年も楽しく釣りましょう♪

【例会報告作成杉田春もじり】

 

2023年11月例会

例会報告の担当になったように、かなりの確率で4位をゲット。

優勝も難しいが、4位をこんな確率で取るのも難しいと思いませんか?・・・(思わないか)

午前中の釣りが終わる頃、今月は誰が4位になるのか?詮索が始まる。

今回は午前中の出来が良く、この調子では3位以内に食い込めるのでは?と言う内心上位での4位外しが出来るのではと言う甘い考えが芽生えていた。

ところが、良くある事で甘い考えを抱いた瞬間にドツボにハマる事が良くある。と言うか私の場合は必ずハマる。ハマるから甘い考えが起きるのか、甘い考えが起きて気の緩みが出るのか?この辺りはまだ分析が出来ていないが。

 

2023年11月例会を18日第3土曜日に行った。

予報では晴れて西南西の風がやや強く吹く予報でしたが、流石トライアルクラブ。午前中は予報通りの天気だったが、午後から一転、厚い雲が空を覆い、今にも降りそうな雲行きになった。そして、一日吹くはずの西風が止んだ。

このあたりの天気の駆け引きに翻弄されてか、スッポリとドツボにハマり、昼食を挟んで2時間ノーフィッシュとなった。冷静に思うと、この時間帯に地合いが変化し、バラケの方向性が変わったのだ。それを的確に・冷静に対処できなかったのが4位の証だろう。

 

場所は流源湖。

流源湖と言うと、20年前だろうか30年前だろうか、流源湖初代経営者の傍若無人ぶりに例会場所から削除したのが、ついこの間のように思える。

あれから経営者が変わり、施設の充実、放流量は関東随一と言って過言でない素晴らしい管理釣り場に生まれ変わった。

人口の減少、それに伴う釣り人の減少など、管理釣り場の経営は簡単ではないとは思うが他の管理釣り場ももう少し施設(桟橋やトイレ)に気を使って欲しいと思う。

では、例会結果は以下の通り。多くの例会の結果が杉田君と金山君が1位か2位。その下は色々な人みたいな感じがするが・・・。今回も多分に漏れず。

  

1位  杉田君

場所  北桟橋中央桟橋接続近く西向き

竿   10尺

道糸  1.25号

ハリス 0.6号 10cm

    0.5号 40cm

ハリ   上バラサ 8号

    下バラサ 3号

タナ  チョウチン・・・何か珍しい気がするが・・・。

ウキ  ボディ10cm  足6cm  トップ12cmパイプ

エサ  バラケ

    粒戦      100

    トロスイミー      50

    水       180

    セット専用バラケ100

    凄麩      100

    GTS     100

    クワセ

    さなぎ感嘆    10

    水        12

「力玉も試したが、今日は感嘆の方が良かった。午前中は釣れなかったが、午後から釣り込めた。」

との感想であった。

これまた毎回思う事だが、杉田君は後半に強い。殆ど毎回の様に前半チョボチョボ後半怒涛。

これ釣る人のパターンだよね。後半、あっという間に全員が捲られてしまう。

合計38枚。ちゃんちゃん。

 

2位   金山君

場所   北桟橋中央やや奥午前中西向き午後東向き

竿    9尺

道糸   1号

ハリス  0.5号 8cm

     0.6号 43~48cm

ハリ    バラサ 7号

     バラサ 3号

ウキ   ボディ 5cm

     足   6cm

     トップ 8cm細パイプ

タナ   1.1m

エサ   バラケ 

     粒戦      175

     細粒       25

     水       180

     セットアップ  100

     セット専用バラケ100

     BBフラッシュ  80

     手水調整

     クワセ

     さなぎ感嘆    10

     コーラ      12

いつものエサで、いつもの様に釣りました。

と言った感じです。

36枚。型の差で差が付いた感じだが、浅ダナセットでの釣果は「高く安定」と言った感じ。

 

3位   高島さん

場所   北桟橋中央奥寄り午前中西向き午後東向き

竿    8尺

道糸   1号

ハリス  0.5号 8cm×47cm

ハリ    ヤラズ8号   ヤラズ3号

タナ   1m

ウキ   ボディ5cm 足9cm トップ10cm0.9mmテーパー

エサ   バラケ

     粒戦      100

     トロスイミー      50

     セットガン   100

     水       200

     やぐら     100

     セット専用バラケ100

     カクシン    100

     クワセ

     さなぎ感嘆    10

     水        12

28枚。ワンツーにやや差を付けられたが、上手な新会員が入って来て、4位5位組のカンフル剤になる。来年は4位争奪戦が面白くなる。

【例会報告作成スカイライン中澤】

 

 

2023年10月例会

 椎の木湖例会、4位の栄誉に浴くしましたのは隠居ジジィでございました。

 4着マニアのゲンちゃん、碇さん、はたまた中澤夫妻を押し退け、狭き門を突破です。

 

 さて、いつも通り先ずは私事を。

 1年前の三名湖でレポーターを務めた時、75歳でボート釣りを卒業すると宣言しました。その後、終の住処を求め、検討を重ね、環境という観点から三名湖かここ椎の木湖の桟橋との半ば結論に至っております。

釣堀嫌いの私、椎の木湖はギリギリ許せるラインと通っていますが、ここではまだ良い友達が見つかりません。山梨、群馬のように良い友達に巡り会えると良いのですが、なかなか難しそうです。私の終活?はまだ道半ばです。

 

 優勝は久しぶりの登場の増田くん、激渋の椎の木湖例会を征しました。その昔、椎の木湖のスーパーマンと言われた増田くん、彼はクラークケントならぬ大島補水と名乗り、デイリープラネット社ではなくヘラニュース社で日夜椎の木湖のヘラブナと戦い続けていました。(ごめんなさい、このギャグは60歳以上の方にしかわからないかもしれません。)そんな彼をすれば、こんな釣果は朝メシ前、使っているウキも釣り方も、その当時のままかと感じたのは私だけでしょうか?「マスダンゴ」懐かしい響きの復活劇でした。

 

 2位はスギちゃん、隣で見ていて、彼の我慢強さと集中力にはいつもながら感心します。能書き場面の最後、彼がポツリと言った「根性釣りでした」は今日の釣りをよく表していたと思います。少し大きめのウキで浅ダナを狙ういつもの杉田流ストロングスタイルでした。

漫才コンビにマスダオカダって言うのがいましたが、マスダスギタと来ると今はなき一泡園を思い出します。この二人と初めて会ったのはあの場所、二人とも大学生でした。思えば遠くに来たものだ....。確か、当時も浅ダナ、こんな釣りをしてました。

 

 3位は実力者金山くん、彼にしては不本意な成績かもしれません。朝方、周囲の心配をよそに、底釣を始めました。そこに、鯉に化けた椎の木湖の神様が降臨、「コレコレ、これはキミの釣りではないでしょ」と大きく竿を曲げてくれました。それにハッと目覚めた金山くん、「俺にはコーラサナギカンタンがあるんだ」と思い直し、いつもの浅ダナスタイルにもどりました。まあ、最初からやっていれば優勝だったかもしれません。

コーラサナギカンタンは金山くんの「どこでもドア」、どこまでやれるか飽きずにいられるか、みんなで見守りましょう。

 

 今回は後ろ前にコンパクトに並んだため、会話も良く弾みました。また、渋い地合いには自分の得意な釣りを貫くの一番だと言うことも良くわかりました。

 

 高島さんという素敵なゲストを迎え、激渋の中にも新鮮な楽しい例会でした。高島さん、これからもよろしくお願いします。

【例会報告作成雨宮御隠居釣】

 

 

 

2023年9月例会

 今年2回目の鮎川湖例会で、今回はボート。参加者はゲストの小澤さん、藤波さんを含め12名で、ちと淋しい。

 

 天気は晴れた暑い1日でしたが、予報にあった雷雨もなくみなさん時間まで釣りを楽しむことができました。

 

 優勝は雨宮さん。正面ロープに入り88枚、36.2キロで、2位を10キロ以上離しての独走でした。10尺チョーチン両ダンゴで、最近ヤマで使用している配合のエサをパチンコ大にして爆釣したそうです。これで年間も雨宮さんがトップになり、残り3ケ月の優勝争いが面白くなりました。

 

 2位は田野さん。中央ロープに入り47枚、26.1キロで良型を揃えました。釣り方は9尺30センチのカッツケ両ダンゴ、時々1本バリ。

 

 中央ロープはトライアル7人で貸し切り状態でした。ただ、同じロープでもジャミの攻撃の激しさが人によって異なり、釣り方なのか、場所なのかよくわかりませんが、田野さんはジャミにはそれほど悩まされなかったそうです。

 

 3位は若山さん。中央ロープで、11尺チョーチン両ダンゴでコンスタントに釣り、57枚、24.8キロで見事3ケ月連続の例会報告を回避しました。コメントで「たくさん釣れば4位にならないことがわかった」と当たり前のことを言っていましたが、帰り際に「そういえば今日、杉田さんがいなかったことにいま気付いた」とポツリ。いたら果たして例会報告を回避できたか?でも、これで年間ベスト3に100グラムまで迫っています。これからも様々な?ご活躍楽しみにしております。

 

 今回偶然にも上位は、トライアルクラブを現在中心になって運営していただいてるお三方。これからもよろしくお願いします。

 

 さて、鮎川湖と言えば「ウナギ」。今年例会で2度も食べることができ、私にとっては釣場でウナギを食べるというのは人生初の経験でした。ありがとうございました。

 

 今回ウナギ弁当の漬物の中に小さな梅干しが入っていたのに気付きましたか。昔から「ウナギと梅干し」は食べ合わせが悪いという言い伝えがあります。これはウナギの腐敗や食べ過ぎの危険性に関するもので根拠はないそうです。ところが、現在の見解はウナギに多く含まれるビタミンB1と梅干しに多く含まれるクエン酸はいずれも疲労回復に効果的な栄養素で、医学的にも全く問題なく、むしろ相性の良い組み合わせとのことです。5月のうな重には確か梅干しが入っていなかったので、夏バテ回復のため今回鮎川湖の方で気を利かせてくれたのかとも思ったりしました。

 

 最後に、ゲストでご参加いただいた小澤さん、藤波さん、賞品、朝礼等での近況のアドバイスをいただき、ありがとうございました。アドバイスにあった中央ロープへ私も入り、田野さんと同じような釣り方で37枚、20キロに大変満足しております。今日はもしかしたら浅ダナの方が型が良かったのかもしれません。

 

 2021年12月以来2回目の例会報告で久々のため、どのように何を書いたら良いのか結構悩みました。そろそろ終わりにします。つづく 

【例会報告作成和田西湖釣】

 

 

 

2023年8月例会

 

【概況】

 例会参加者は13名。

 天気は、曇り時々晴れのち雷雨。昼過ぎまでは風も弱く穏やかでしたが、例会終了時には雷を伴う豪雨で、ほぼ全員がびしょ濡れになってしまいました。

 当日の例会はトライアルクラブのみ、レストハウスから出船する他の釣人は7~8人ほどで、釣場は比較的すいている状況。

 このような状況の中で、金山さんが新たな必殺技「金山スパート(ネーミングbyAさん)」をきめて14キロ22枚で優勝しました。平均釣果は6.3キロなので、トライアルの多くのメンバーにとっては、激渋でズブ濡れになった一日でした。

 

【ポイント選定】

 現地案内人Aさんから最近の西湖は渋いとの情報を聞いたトライアルメンバーは、先月の精進湖での「トライアル中央ロープ共倒れ事件」の学習効果もあり、根場の各ポイントに綺麗に散らばりました。

 上位入賞者は、1位2位はエゴ、3位は沖ブナイ、4位アンテナ下、5位は供養塔で釣っており、どこでもソコソコ釣れるが、大釣りはない状況でした。

 

【上位3名の釣況】

第1位 金山さん

 ポイントは、最初は沖ブナイに入ったが、その後エゴに移動した。

 釣り方は、今月も必殺技「金山ダッシュ」で沖ブナイに着けて、いつもの感嘆セットで始めた。開始30分で3枚釣ったが、その後アタリが無くなったので、魚探で棚を探ったところ8mラインにしか魚がいない事が分かった。持っている竿では魚の棚まで届かないと判断し、新たなポイントを探してさまよったところ、好調に釣れていたエゴの杉田さんの隣にたどり着いた。エゴで新必殺技「金山スパート」(釣り方はいつもの感嘆セットだけど・・)を編み出し、14キロ22枚釣って勝利したとのこと。

 

第2位 杉田さん

 ポイントはエゴ。本人曰く、好んでエゴに入釣する人を「エゴイスト」と呼ぶらしい。

 釣り方は、19尺チョウチン、バラグルセット。飛び込むようなアタリで前半から好調に釣れていたが、なぜか後半2時間はアタリを失った(おそらく隣で「金山スパート」をきめていた時間帯)とのこと。12.3キロ20枚を釣って第2位です。

 

第3位 雨宮さん

 ポイントは沖ブナイ。

 釣り方は、26尺チョウチン、バラグルセット。中途半端な長さの竿ではアタらないので26尺を出した。エサが溶けるとアタらないので、バラケをダンゴの底釣り冬で締めて、なじみ際に持っていくようなアタリをとったとのこと。超長竿で、金山さんが魚探で探り当てた8mラインを直撃して、11.6キロ15枚を釣って第3位です。

 

【今月の教訓】

 例会は3時に終了の予定でしたが、2時ごろから雷の音がゴロゴロと鳴り始め、2時半ごろには豪雨になり、ほぼ全員がズブ濡れになりました。

 雷の音が聞こえ始めたら、「ゴロゴロと聞こえたけど、いいカラツンが出たから、次の一投で釣れるかもしれない。」とか、「雷が落ちるとしたら、避雷針のような超長竿を振っているあの人があぶない。」などと考えていてはいけません。

 今月の教訓は『ゴロっと鳴ったら即撤収!』です。

【例会報告作成若山両ウドン】

 

 

 

 

2023年7月例会

【概況】

例会参加者は13名。

天気は曇り時々小雨、南西の風、気温は20~25℃で下界の猛暑とは別世界の涼しさ。トライアルクラブの例会としては好天に恵まれた一日。

当日の例会はトライアルクラブのみで、釣り場は比較的すいている状況。

このような状況の中で、金子さんが2位以下に倍近い差をつけて、ダントツの17.5キロで優勝。平均釣果は7キロなので、クラブの多くのメンバーにとっては激渋な一日となりました。

 

【ポイント選定】

 優勝者の金子さんが選んだポイントは「松の木」。現地案内人Aさんによると、このポイントは精進湖の「通称38度線」より向こう側なので、金風荘の舟は領海侵犯を恐れて立ち入ることが少ないエリアとのこと。金子さんは、このポイントに単独で潜入し、ダントツの釣果を上げて帰還。まるでミッションインポッシブルのトム・クルーズのような活躍でした。

 さて、私を含めたトライアルの大半のメンバーは、朝礼時に現地案内人Aさんの釣況報告「中央ロープで釣りをしたところ、ヘラ鮒が水面に渦ができるほど寄り、エサを打つとウキが立つ前に持っていかれてしまうほど良く釣れた。」との言葉に釣られ、中央ロープにズラリと並び、トライアルのプレッシャーによる食い渋りで、超A級ポイントを無駄使いすることになりました(アァ~、やっちまったなぁ)。

 後から考えると、金風荘のオーナーから「釣果は、ポイントの混み具合と、天候によって左右される。」と含みのある言葉がありましたが、すでに私を含めた大半のメンバーの頭の中にはヘラ鮒が渦を巻いて泳いでおり、聞く耳を持っていなかったと思われます。

 

【上位3名の釣況】

第1位 金子さん

ポイント「松の木」、釣り方は18尺チョウチン両ダンゴ。小分けしたエサをカタボソ・中間・ヤワネバの3種類に調整し、釣況に応じて打ち分けた。エサの大きさは針が隠れる程度。当たりはオチコミ・クイアゲと様々とのこと。精進湖のポイントに関する豊富な知識と判断力、釣り方を細かく調整するテクニックにより、21枚17.5キロを釣り上げてダントツの1位でした。

 

第2位 金山さん

ポイント「中央ロープ突端」、釣り方は10.5尺コーラ感嘆セット、3投目で1枚釣ったものの、その後ジャミに悩まされ、必殺技「金山ダッシュ」を決めることが出来なかったようですが、ジャミを避けて徐々に棚を深くして、最後はウキ下2m位で釣果を伸ばしました。バラケを打つと当たらなくなる激渋状態で、締めたバラケを小指の先ぐらいに小さくつけると当たることが多かったとのこと。13枚9.3キロを釣り上げて2位に入りました。

 

第3位 雨宮さん

ポイント「中央ロープ藤蔵寄り」、釣り方は20尺チョウチン両ダンゴで始めたが、当たりが無いので悶絶しそうになり、10尺オカメに変更、午後からは22尺両ダンゴで釣り込んだ。エサは増粘剤「グァーガム」を混ぜたネバネバタッチとのこと。13枚9.1キロを釣り上げて第3位です。雨宮さんが常用する「グァーガム」は、ネットで検索すると違法薬物ではなさそうですが、なんだか怪しい響きがする粉です。

 

【今月のハプニング】

田野さんの車が精進湖に向かう国道を走行中に、野生の鹿に当て逃げされました。鹿は、車のバンパーを凹ませて、ヘッドライトを壊した挙句に、謝罪の言葉もなくシカトして立ち去ったようです。

数年前から西湖周辺の道路わきで野生の鹿を見かけるようになりましたが、最近は鹿の数が増えているようです。来月の例会は西湖で行いますが、釣り場付近をうろつく野良鹿に気をつけましょう。

【例会報告作成若山両ウドン】

 

 

 

2023年6月例会

 なんか4位多くね?これ素直な気持ちです。(報告4回目)

 当日の朝は涼しいを通り越して上着が必要でしたが直ぐにパラソル無しでは釣りが出来ないような天候になりました。

 朝礼時にトライアルクラブのCIA長官、〇宮氏の(一ノ入り江桟橋有望説)を信じた会員と風を嫌った大手張り桟橋組に分かれ6月17日(土)にトライアルクラブの例会が開かれました。大釣は無く、なんとなく厳しそうな雰囲気の情報?でしたが今日も「鳥飯し」だけが楽しみになるのかな~と、思いながら大手張り桟橋中央へ場所を確保すると今回上位3人が私の右側にキレイに並んで釣りをする結果となりましたので報告させていただきます。

 

 1位は〇宮氏、のんびりと準備をしていても終わってみれば結果をだす上位の常連。

 10尺→15尺→19尺→20尺とアタリが出やすいタナを見極めチョーチン両ダンゴで攻めました。増粘剤(グァーガム)を使ったダンゴや麩材を使って硬軟の調整をしてアタリのでるタッチを強烈な探求心で追い求め、最後まで諦めないで釣る姿勢は本当に頭が下がります。35枚例会1位、おめでとうございます。

 

 2位は杉田氏、こちらも上位の常連ですね。最近は強制的に並んで釣りをするのですが私は1度も杉田氏を超えたことはございません。杉田氏は朝からカッツケで攻めましたが表層での反応が乏しく苦行を強いられていました。20尺以上の長尺チョーチンに囲まれた中でしたが食後に12尺ヒゲトロで活路を開きカチカチのバラケを振り切って長尺組がアタリを失う中28枚大奮闘!でした。

 

 3位は坂井氏、最近は自分の好きな釣り方しかしないので魚との相性がピタリと合えばこちらの物とばかりに21尺チョーチン両ダンゴで開始早々に釣り上げ、落ち込みの早いアタリに的を絞って釣り切りました。午前中に釣果の殆どを釣り上げ、25枚。午後は「早く帰りたいな~オーラ」が出ていたかな?

 

 〇宮氏の話しによると「また来てネ!べら」と言うへらが終了間際に釣れ始まるらしく釣り人に「今日の釣りは最後に決まった」と思わせるのが光月さんの営業作戦で光月さんに「また来てネ!べら」スイッチがありへらに信号?が送られる仕組みなっていると杉田氏が話していたのですが真相は不明です。

 最近はこんなバカ話をしながら例会をするのが大変楽しく、習慣化しています。興味のある方は並んで釣りをいたしましょう。

 話は変わりますが今回の三名湖ではポイントによってはへらぶなの活性にムラがあり、しかも寄生虫(イカリ虫)が大量寄生している事に皆さんも気が付いたと思いますが、このイカリ虫症で薬剤散布すると他の微生物をも死滅させてしまうことが有るようで更なる水質の悪化を招くそうです。水温11℃以下で活動停止するそうですが死滅はしないので暖かくなると活動再開する厄介者です。寄生されたヘラが殆どでそれが原因かは不明ですが、変なもじり方やエサに全く無反応なヘラが桟橋近くに多く、このまま自然治癒することはなさそうです。寄生虫の影響は深刻なので「長官」に光月さんと相談をしていただき工事再開時の減水中に思い切った消毒をするように作戦を立てていただきたいと思います。

 それでは来月も皆さんと楽しく釣りが出来ることを楽しみにしております、お疲れさまでした。

【例会報告作成碇双眼鏡】

 

 

 

2023年5月例会

 令和5年5月20日(土)トライアルクラブの月例会が群馬県鮎川湖で行われました。

 前日の雨が残り一時小雨も降りましたがトライアルの例会にしてはまずまずの天候でした。

 今月の例会報告はトライアルクラブ4位メーカーのちか姫が担当です。(アーアッ)

 4位の原因は参加の動機が不純だったみたいです。お昼にうな重が食べられる。それだけでした。神様はちゃんと見ていましたね。

 さて、鮎川湖と言えば20年位前の雨の例会で、舟のすのこの使用違反により、出入り禁止になったそうです。紳士揃いのトライアルクラブにそんな事が有ったなんて私は全く知りませんでした。巷では一年を通して良く釣れる釣り場だと聞くが、例会が行われなかった理由が分かりました。(ほかの釣り場でも有ったとか) そう言う事もあり、鮎川湖での例会が決まった時は何か不思議な感じがしました。いずれにしても、釣れている釣り場での例会に期待が膨らむのでした。

 それは気持ちだけだった。当日は運転手の体が動かずお約束の遅刻!田野さんにメールを送り、いざ出発(ゴーゴー) ゆっくり寝た甲斐も有ってか元気になった主人は、好調に車を走らせてくれました。

 遅く到着したせいもあり、桟橋の奥寄りに席をとった。初めての桟橋、どのように釣ったら良いか考えていると、周りは浅ダナ両ダンゴの人が打ち始めて直ぐに釣り始めていた。果たして私のチョウチンの感嘆セットが通用するのか?一抹の不安が有ったが「やるしかない」そう決意して用意を始めた。魚は見える程浅いタナに居るが、意外と短い竿だと釣れない事が多いが、まず9尺を継いだ。エサはバラケマッハを中心に凄麩とカクシン・BBフラッシュを混ぜてカタボソのバラケを作った。クワセは感嘆と感嘆Ⅱのブレンドを少々硬めに作った。これが私のホタ系のセットの基本だ。ふと周りを見回すと雨宮さんと杉田さんの姿が見えない。若山さんに聞くと二人と碇さんは東桟橋に行っているとの事。

 そういえば、以前に1度だけ来たことが有ったのを思い出した。冬に東桟橋に入り底釣りをしたが釣れなかったので、チョウチンセットにしたら、上手く釣れた。もしや東桟橋の方が釣れるのでは?と思ったが、桟橋に降りる階段が急なので、今の私の足で降りるのは絶対ムリ!!と悟りここで一生懸命釣る事に決めた。釣り始めると直ぐに釣れたが魚が小さい。セオリー通りに大きい魚は深い所に居るのか??

 直ぐに11尺に変更。思った通り良型の魚がすぐ釣れた。この状態をキープするのが大切だと自分に言い聞かせ周りを気にせずそのまま続ける事にした。旦那はというと、浅ダナ両ダンゴで釣っているが何が気に食わないのか、ウキを変えたり竿を変えたりと、大忙し。きっと釣果は期待できないと密かに思っていた。(ニヤニヤホホホ)間もなく本命の杉田さんがこちらの桟橋を偵察に来た。東はジャミが多く釣りにならないとこぼしていた。しかし、うちの旦那は「この地合いは杉田君の地合いだから、多分今月も優勝だよ」と言っていた。私も杉田さんのミスの少ない釣りは今月も優勝だろうと思っていた。

 この前、釣果を調整しようと思って4位になったので、今月は調整はせず2・3位を目指し4位をかわそうと思った。しかし、結果100gの違いで金山さんにかわされ4位となってしまった。

 どう頑張っても4位になる運命みたいです。

 それでは、今月の上位者の釣りを紹介いたしましょう。

 

優勝 杉田秀明 様

東桟橋中央

竿8尺 浅ダナ両ダンゴ

タナ ウキオモリ間40cm 道糸1号 ハリス0.5号(25-30) ハリ バラサ7号

ウキ B)7cm、A)6cm、T)10cm、パイプ エサ カクシン5、コウテン2、水2

いつもの柔らかい小エサはダメだったので、大き目の硬いエサを打ち強い当たりに合わせ、一日我慢の釣りだったそうです。ウキの大きさで釣り方が分かるような気がします。流石の杉田さんでもちょちょいのちょいと言う訳にはいかなかったようですが、やっぱり凄いです。我慢強く釣った結果43枚 23kgでした。ん~、やっぱりちょちょいのちょいに感じるのは私だけでしょうか。

 

2位 若山ゲンゾウ(透)様

堰堤桟橋 18番

竿7尺 浅ダナ両ダンゴ(1本バリ)

タナ ウキオモリ間15cm 道糸1号 ハリス0.5号(10cm) ハリ グラン4号 

ウキ B)4cm、A)4cm、T)5cm、パイプ エサ バラケマッハ2、浅ダナ一本2、水1(練きりのペトペト)

お決まりのお散歩タイムも終わり、何をするのかと思いきや、ホタチョウを教えて欲しいと。

基本の竿とエサの配合を習い、いざ釣り座へ。何といきなり師匠より長い12尺を継ぎ、何なく一枚ゲット。調子よく釣っていたところ、巨大魚?に仕掛けを切られおまけにウキ迄無くなってしまうアクシデントに見舞われた。見えるへら鮒にターゲットを絞り後半7尺にし、軟らかい団子エサで、1Kg級の良型ばかり次々と釣りあげた。多分15キロオーバーだったと思うが14.8キロと読み通してマッハのスピードで抜き去って行った。釣果は39枚21.3kg、(素晴らし~い) 見えるへら鮒も釣れるんだなと改めて思い知らされました。

余談)フラシを忘れてしまい越川さんに貸してもらったそうです。ウキも回収して差し上げました。

 

3位 金山 繁 様

堰堤桟橋 5番

竿8尺 浅ダナ両ダンゴ→天々

タナ ウキオモリ間80cm 道糸0.8号 ハリス0.5号(30-40) ハリ バラサ6号 

ウキ B)5cm、A)8cm、T)9cm、パイプ エサ カクシン2、コウテン1、浅ダナ一本1、水1

いつもなら、釣るだけ釣ってお散歩しながらも終わってみれば人の何倍も釣って軽く優勝だが、今回はお散歩なし。池のおじさん御推奨のA級ポイントに陣取り朝から真剣勝負。しか~し、思うように釣果を延ばせず、今回は残念ながら4位争いをする事になりました。(カモ~ン) それだけムズイ釣り場と言う事でしょうか。浅ダナからのチョウチンに切り替えるなど駆使して釣った結果57枚19.4Kgで38枚19.3Kgの私を100gの微差でかわし3位に滑り込んだ。(コラッ!)

それにしても魚小っちゃくない??

 

 昼食のうな重も美味しかったですね。ご馳走さまでした。

 次回も4位になれるように頑張りま~す。(嘘ぴょ~ん (∀`*ゞ)テヘッ)

【例会報告作成中澤知歌姫】

 

【優勝杉田春もじり氏補足】

中澤ちかちゃんへ。

会報拝読いたしました、実はというか本音を言えばですが、東桟橋に入り全然釣れない訳ではないのですが、自分的には全く釣りにならない感があり写真撮影を機に皆様の様子を見に行きました。まず目に止まったのは金山さんの浅ダナ両ダンゴです。しっかり入れて良いアタリが続いてました。越川さんもしかりです。でもその一線を画していたのは中澤ダンナさんでした。このタナではないだろ?というレベルのボソ系のカッツケ両ダンゴです。

カッツケといえばペトペト、というイメージがありますが、ほぼ真逆でした。

この日の自分の釣りはここで決まりました。ジャミに負けないしっかりしたエサをとにかくタナに入れて、あとはどんな魚があたるか、という心境です。

へらぶな釣りは本当に難しいですが、面白いですね。

頑張りましょう。

 

2023年4月例会

 例会順位4位の方が例会報告を作成するようになりすっかり書くことがなくなっていたのですが、今回見事4位を引き当て久しぶりのレポートとなります。

 コロナ禍も落ち着きをみせた今年の4月例会は、長いトライアルクラブの歴史の中でも初の例会場所となる小貝川吉野での開催となりました。例会が組まれないと行かない釣り場のため私は初釣行でした。

 3月例会も1日雨で4月は晴れを期待していたのですが、4時頃に降り出した雨は1日中降り続きました。ただ風は弱く釣りへの影響が少なくすみました。さらに雨のため他の釣り人はおらず貸し切り状態での例会となりました。

 入口から南北の桟橋まで遠いとのことで雨予報ということもあり釣り道具を極力減らしエサもセット用のみに絞って軽量化して臨みました。ところが雨ながら冷え込みはなくヘラはダンゴへの反応が強くてセットでは釣り切れずバラケを食わせる気持ちで調整し下ハリスも短くして釣ったのですが中途半端な釣りでは釣果は伸びず4位という結果となってしまいました。

 

 優勝は、杉田春もじり氏です。指定桟橋となった北桟橋に碇さん雨宮さんと並び8尺カッツケ両ダンゴで釣りまくりました。作ったままのダンゴを小分けにして手水で調整ながら釣り、柔らかくしすぎないように注意してパチンコ玉大のエサ付けでなじんで返してツンのアタリを取っていきました。周りを圧倒する釣りで106枚を釣り41.0kgで先月に続いて優勝です。前の月に優勝したことから写真担当で中座して撮影に回ってこの釣果で、田野が写真撮影をサボったためなんと優勝者の写真が無い事態になってしまいました。杉田さんゴメンナサイ。

 

 2位は、若山両ウドン氏です。暖かくなりダンゴに手を出すようになりました。朝は8尺を出しカッツケトロロセットで始めましたが目の覚めるような消し込みでも乗らずカラツンの嵐に見舞われ、杉田さんの方向から漏れ聞こえたカクシン、コウテンのブレンドの両ダンゴに変更しました。遅れてきて隣に入った中澤さんの釣りを参考にタナを浅くし、仕掛けのトラブルを機に7尺に変更し、さらに1本針にして釣り込みました。ヘラが寄りすぎたら1m位エサ打ちの位置を変えて釣果を伸ばし90枚を釣って32.5kgで2位です。

 

 3位は荒井寒もじり氏です。7尺カッツケトロロセットで釣り切りました。朝のうちは若山さん同様カラツンに悩まされましたが、エサ打ち後ウキがもまれた後に静になりツッと1節位入る動きが食いアタリであることを見極めました。タナもこまめに変えてヘラの食い気を誘い愛妻おにぎりを力に変えて81枚を釣り27.6kgで3位です。

 

 先月に続いての雨予報からか参加者が少なく朝に集まったのは一桁の9人でした。遅れて中澤さんの参加があったためなんとか10人になりました。休日には南北の桟橋が満タンになるという小貝川吉野で貸し切りの例会となり釣果に恵まれたのが幸いでした。

【例会報告作成田野大黒柱】

 

 

 

2023年3月例会

 2023年3月18日土曜日にさくら湖でトライアルクラブの3月例会が開催されました。

 当日は朝から雨が降り、納竿後も雨が降り続く完璧なトライアル日和!

 前日までは比較的暖かく季節外れな天候でしたがテントの中でもカイロが必要なぐらい気温が下がったため釣果を心配しましたが昨年よりは釣果に恵まれた例会になりました

 諸事情により1人を除き全員がテント生活を強いられ、時折強い雨により全く会話も弾まない例会を制したのは全集中の杉田氏、B桟橋やや奥寄りの事務所向き11尺浅棚セットで朝から順調に釣れているのを隣で見ておりました。

小さなバラケを落とし込んでウキが立ったら引きサソイ、ちょっと待って竿を煽ってアタリが無ければ打ち返す、を繰り返してさくら湖のヘラを47枚誘惑しました。

自分が1枚釣るころに杉田氏は3枚、5枚釣るころには15枚と差は広がるばかりでしたが隣で見ていると着水と同時に広がるバラケの煙幕が見えたり、エサのタッチが想像できたりしたので私はまさかの4位。ひとえに杉田氏のおかげで4位となることができました。

田野氏は気配があったら数回サソイを掛けた様ですが杉田氏は見切りと手返しも早く、この辺りの対応の差が杉田氏の断トツの釣果に繋がったのではないでしょうか。

 2位は杉田氏より中央寄りB桟橋の事務所向き10尺浅棚セットで釣り切った田野氏もサソイを駆使してさくら湖のヘラを誘惑。浅棚セットのチョンチョンと誘うのがイマイチ私は苦手なので感心します。

 3位は雨宮氏、1位と2位の間で、8尺チョーチンセットで開始するもスレが多く悶絶しているのを隣で見ていました。途中道糸が切れるハプニングがありましたが道糸を足した所から切れたそうなので強度のある結び方を研究してください⁉。浅棚セットに変更してトータル21枚を釣り3位となりました。なんだかんだ言っても釣ってしまうご隠居には頭が下がります。

 1位~4位までが同じ並びだったのでもしかすると魚のストックがやや奥寄りだったのでしょうか?テントでの釣りでは足は伸ばせないし窮屈なので釣れないと本当にストレスが溜まります。

 因みに中澤氏がフラシを落とすというハプニングが無ければ4位は雨宮氏だったのですが私を4位にするという雨宮氏の強い念により思惑通り私が4位。

 5位の中澤奥様とは100g差だったのでさくら湖の神様はどうしても私を4位にしたかったと思うことにしました。

 以上、双眼鏡が報告いたしました。皆様お疲れさまでした。

【例会報告作成碇双眼鏡】

 

 

2023年2月例会

 2月例会は恒例の富里の堰で開催されました。朝から好天に恵まれ風には翻弄されたものの終日良い天気に恵まれ会員各自それぞれの釣りを楽しめた事と思います。

 そんな中で釣りは楽しんだものの今この例会報告作成で四苦八苦しているのは、今回栄えある4位になりました私杉田であります。今まで不思議とこの順位には縁がありませんでしたが長く続けていればいずれは巡ってくるもの。そう「自分は関係ない」と思っている貴方、貴方ですよ。来月は貴方の番かもしれません。

 

 さて今月の1位は若山さん。昨年に続いて富里連覇の偉業を達成されました。おめでとうございます。釣り方は言わずと知れたペレットまぶしの両ウドンの底釣りです。富里のペレットで寄せて野本のペレットで釣り込みました。「落ち込みで触ると釣れる」は、けだし名言。ここにこの釣りの核心があると感じました。この釣りでは他の会員の追随を許さない圧倒的な実力を見せつけました。もっとも追随しようとする人もあまりいないようですが・・

とにかく流石です。通年両ウドンで楽しんでください。

 

 2位は中澤さん。4位の杉田の隣で抜きセットのお手本を見せてくれました。最初10尺で入るも魚っ気が薄いとみるやすかさず12尺にチェンジ。魚のラインとロッドコントロールの際をきっちり攻めました。竿の長さに頼った杉田は猛反省です。元祖の抜きセットはバラケを抜く位置のイメージづくり、きっちりした振込みをすることの大切さを教えてくれましたこれからもご指導よろしくお願いします。

 

 3位には前半の遅れを取り戻す大まくりで金山さんが入りました。竿は13.5尺というこれもロッドコントロールの際を攻めてきています。「魚の量と竿の長さの限界点」が今月の肝だったようです。

また特筆すべきはペレット主体のバラケです。金山さんのこのバラケは大いに注目したいです。会員の皆様も是非このバラケを実践してみましょう。

 

今日が人生で一番若い日です。来月も例会でお会いしましょう♪

【例会報告作成杉田春もじり】

 

 

2023年1月例会

 例会当日は晴れるものの強い北西の季節風が吹くとの予報が出ていた。池に到着すると土曜日であるのに駐車場は一杯!!トライアルは6番入場と伝えられており、風を背にできる東向きに釣り座を確保できるのかと皆不安を覚えた。

 入場になり桟橋の両端ではあったが皆東向きに釣り座を確保することができた。そして宙釣り派と底釣り派に分かれて釣り始めた。因みに私は天気図から強風は吹かないと予測し、あえて西向きに入り、愛してやまない段底で魚を独占して上位進出を狙う作戦にでたのだが・・宙釣りの牙城を崩せず4位・・そしてレポーターに・・・。

 

 優勝は30枚11.2㎏という断トツの釣果を出したレジェンド金山さん 西桟橋奥から2席目・竿12尺・タナ1.3mのセット釣り。なぜこんな釣果が出せるのでしょうか?宙釣りセットがわからん!私がわからんなりに注目したのは次の2点です。その①12尺の竿を選択した理由 周りで底釣りしている人達の浮きの位置と自分の浮きの位置を揃えるため その②サナギを除いたバラケ 宙釣りの人達はうるさいジャミに悩まされていたようで、サナギぬきのバラケはジャミを寄せすぎない効果があるようなのです。なるほど なるほど。

 

 2位は22枚9.0㎏の釣果を出した杉田春もじりさん 10尺・天々・力玉セットの釣り。「1日を通してわからなかった。」と言いながら釣ってしまう杉田さん、彼の強さの秘密を解き明かすヒントを碇さんからいただきましたのでご紹介します。碇さん曰く「杉田さんの集中力は凄い!!」近くにいて集中力の高さをヒシヒシと感じたそうです。その集中の正体を知りたいですね。浮きから伝わる情報をどう分析し、どう対応しようと考えるのか。その思考の流れを映像化して見せてもらいたいものです。そうしたら私も宙釣りセットが上達する・・かもしれません・・よね?

 

 3位は、18枚7.1㎏を釣った雨宮御隠居釣さん 杉田春もじりさんの隣の席で8尺天々セットで釣りました。引き出しの多さ・広さ・深さにはいつもながら脱帽です。

【例会報告作成越川真嶋王】